別府市日韓親善協会(萩野忠好会長)は、令和元年度の総会を29日午後1時から、杉乃井ホテルで開いた。委任状含め28人が参加。
萩野会長が「現在、日韓関係は国レベルでは関係が悪化しており、会員の中にも辞めたいという人もいて心配している。間島さんの跡を継いで、会を残していきたいので、ご協力をお願いします。お互いに交流を深めていければと思う」とあいさつ。来賓の高木智香市文化国際課長が祝辞を述べた。
議事に入り、平成30年度事業・決算・監査報告、令和元年度の事業計画案・予算案について審議、承認した。今年度は、会員の拡充を図りながら、日韓交流訪問団及び各種韓国団体の受け入れ、市内の大学の留学生の支援・交流などを行う。野口哲男副会長が「草の根の交流を続けていくことが大切。来年春には、受け入れが可能であれば、済州島に訪問団を作っていきたいと考えている。県の協会が行うスピーチ大会への参加推進も図りたい」と説明をした。