別府市青色申告会の定期総会

あいさつする衛藤富喜雄会長

 別府市青色申告会(衛藤富喜雄会長)は令和元年度定期総会を11日午前11時、別府商工会議所3階小会議室で開催し、8人が出席し、86人が委任状を提出した。
 衛藤会長が「米中貿易摩擦や日韓問題などで景気の減速感がある。中小企業では依然、人手不足などの不安材料を抱えている。会員企業が経営活力を取り戻し、地域に根差した活動の推進を進めていく」とあいさつ。
 来賓の南美智代別府税務署個人課税第1部門統括国税調査官、田尻一男別府税務署個人課税第一部門調査官、財前朗担南九州税理士会別府支部長の順で紹介された。
 衛藤会長を議長に議事に入り、昨年度の事業、決算、監査を報告し、拍手で承認された。
 今年度の基本方針は、小規模事業者が納税環境の変化に対応できるよう「経営支援」「税制改正運動」を積極的に取り組み、さらに地域社会から求められる会組織運営と質の向上をめざす。
 主要事業は▽経営改善に結びつく会員支援▽会勢拡大のための取り組み▽税制改正要望への取り組み▽広報誌・資料の配布および回覧―とし、予算を計上した。
 役員改選(任期2年)で、衛藤会長が再任した。
 来賓の南統括国税調査官、財前支部長があいさつし、総会が終了した。
 その後、南統括国税調査官による研修会が行われた。

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