APU秋の学位授与式に581人

 立命館アジア太平洋大学(APU)は「秋の学位授与式」を13日正午、ビーコンプラザで挙行した。学部(27カ国・地域)は、国際経営学部(APM)281人(うち国際学生248人)、アジア太平洋学部(APS)230人(同168人)。大学院(35カ国・地域)は、経営管理研究科(GSM)31人(うち国際学生31人)、アジア太平洋研究科博士前期課程(GSAM)38人(同38人)、アジア太平洋研究科博士後期課程(GSAD)1人(同1人)の計50カ国・地域581人。
 学園歌斉唱後、出口治明学長が「自信を持って尖ったままで、人生を走り抜けて下さい。皆さんのチャレンジは、どこにあっても、APUの先輩の皆さんがきっと手を差し伸べてくれるに違いありません。どこにでもAPUの仲間がいる。APUのネットワークを信じて自信を持って、新しい人生にチャレンジして下さい」と式辞。来賓の尾野賢治大分県副知事(県知事代理)が祝辞のメッセージを代読した。
 出口学長から、卒業生を代表してリ・チェンシさん(学部代表、中国)、モハメドイクラム・モハメドイティシャムさん(大学院研究科代表、スリランカ)、ウディン・ヘラルさん(大学院博士後期課程修了生、バングラデシュ)に学位記が授与された。
 続いて、卒業生を代表して安藤百福名誉博士栄誉賞表彰を受賞したインダーシャフィラ・ザタディニさん(インドネシア)が「私たちがこの数年間、APUで一緒に成し遂げてきたことは、本当に素晴らしいことばかりでした。皆さん一人ひとりが、どこに向かうことになろうとも、必ず成し遂げ、成功すると信じています」。
 修了生を代表してリ・インさん(中国)は「私は、苦手なことに取り組めば、苦手意識は消えていき、自分が変われることが分かりました。私たちに必要なことは、苦手意識に打ち勝つために最初の一歩を踏み出すことです。苦手なことに向き合って、やってみましょう。努力は常に報われます」とそれぞれあいさつした。
 最後に、学長賞がサイード・ズバエルさん(APM、バングラデシュ)に贈られた。

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