大和男子の日

 昨夜はどのチャンネルを回しても血沸き肉躍るシーンに出逢えた。女性の進出著しいアスリートの世界にあって、久々に日本男児の雄姿、その晴れ姿が堪能できた。
 男子バレーボールW杯は、身体スピードに勝るロシアと対戦。3―1で見事勝利。
 サッカーアジア予選は格下ながら強靭なボディーコンタクトで知られるモンゴルに6―0で圧勝。
 プロ野球セリーグCSは、入団から20年間、巨人軍を支えた阿部慎之助が今期引退を発表。後輩らと共に永遠のライバル阪神戦に臨み勝利した。
 久々に日本男子の活躍である。なでしこ女子サッカーに始まり、記憶に残るのは五輪の女子ソフト、レスリング、柔道、卓球、冬季五輪も女子が「主役」。このあともテニス、ゴルフ、陸上と続いた。
 男子のアスリートの「復活?」、令和に入って8、9月頃から。世界陸上の4百メートルリレー、20、50キロの競歩の金メダル。そしてラグビーW杯日本代表の快進撃。
 昨10日は1964年(昭和39年)、第18回オリンピックが東京で開催され、つい最近までは「体育の日」と制定されていた記念すべき日だ。この10月10日を大和男子(やまと・おのこ)の日と愚生は勝手に決めつけている。「なでしこ」がある。男子があってもいいじゃないか!  (陽)

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