中国人インフルエンサーが来別

別府市の魅力をSNSでアピールしようと訪れた中国人インフルエンサー

 株式会社サラヴィオ化粧品(本社・別府市小倉)の濱田茂会長は、中国で業務提携をしている株式会社ヴェラスの日本代表の石爽(セキ・ソウ)さん、中国に5百万人のフォロワーを有する林萍(リン・ピン)さんをはじめ著名なインフルエンサー10人を伴い、16日午前9時半、長野恭紘別府市長を表敬訪問した。
 サラヴィオ化粧品が温泉を使って開発したシャンプーなどを中国で販売しているのがヴェラス。2カ月で4万本を売り上げるなど、中国で大人気になっているという。ヴェラスはプロモーション会社で、インスタグラムなどSNSで大きな影響力がある「インフルエンサー」と呼ばれる人たちともつながりがあり、今回、商品のさらなる売上アップと別府に中国からの観光客を呼び込むため、インフルエンサーを別府に呼んでPRをしてもらうのが目的。現在、別府市への中国からの観光客は年間約6万人。
 長野市長は「別府の温泉は世界1です。入り方も、“シャンプー温泉”と“リンス温泉”があると言われており、順番に入ると効果があるとも言われています。女性にどう受け入れてもらえるかが、観光客を増やすポイントだと思います。東京、大阪、京都といったゴールデンラインがありますが、本当に楽しいのは、地方。九州は温泉アイランドなので、楽しんでPRしてほしい」と述べた。
 参加者はさっそくスマートフォンで写真や動画を撮って、SNSにアップするなどしていた。17日まで滞在して、サラヴィオの本社を見学、地獄蒸しを食べたり、別府の観光をするなどして楽しんだ。

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