明豊高校で39人が戴帽式

聖火を手に、看護師になる決意を述べた

 明豊高校(岩武茂代校長)は、第17回戴帽式を7日午後2時、同校で挙行した。看護科39人がナースキャップをつけてもらい、看護師に向けた新たな一歩を踏み出した。
 戴帽の儀では、岩武校長が1人ひとりにナースキャップをかぶせ、ナイチンゲール像の前に置かれたろうそくを手に聖火を灯した。全員で生涯を清く過ごし、わが任務(つとめ)を忠実に尽くし、力の限り任務の標準(しるし)を高くする、としたナイチンゲール誓詞を述べ、1人ひとりが灯火によせて「患者様の話に耳を傾け、優しい態度と温かい心で寄り添える看護師になりたい」「患者様のニーズに沿った適切な看護ができ、患者様や家族に寄り添える看護師になる」「どんな時もあきらめず、患者様の気持ちを第一に考え、元気づけられるような看護師になりたい」などとそれぞれの思いを述べた。
 岩武校長は「まずは基礎をしっかり身に着けなければいけません。病院での実習は、大きな意味を持ちます。謙虚に貪欲に学ばせてもらい、強い意志を持って壁を乗り越えることで人間性が磨かれます。プロとしての知識、技術、心を磨き、愛と信念に満ちたたくましい看護師になってほしい」と式辞。
 来賓の稲尾隆・別府市教育部長(教育長代理)と黒木記念病院の阿部久美子看護部長が祝辞を述べた。
 生徒を代表して、薬師寺愛香さんが「実習では、困難や戸惑うこともあると思いますが、仲間がいることを忘れずに、頑張りたい。どんな辛いことがあっても、大きな壁に直面しても、今日の感動を忘れずに、夢に向かって日々努力します」と答辞。ナイチンゲール像に献花が行われた。

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