別府でeスポーツ大会を開催

シューティングゲームでの決勝戦で、真剣な表情で試合をする選手

 大分県eスポーツ連合(西村滉兼代表)主催の「㈱くじゅうビバレッジカップ」eスポーツ大会が17日午前9時半、別府国際観光港のフェリーさんふらわあ乗場会議室で開催された。
 25人が参加し、サッカーゲームとシューティングゲームの2種目が行われた。試合はトーナメント方式で争われ、選手を囲むようにしてギャラリーが詰めかけ、ゲーム展開の解説を聞きながら試合の様子を見守った。試合が終了すると、拍手が起こり、選手は互いの健闘を称え合って握手をするなどしていた。
 選手は画面を見つめて集中しているため、試合中は言葉を交わすことはないが、休憩時間ではお互いに情報交換をしたりテクニックを教えてもらったりと和気あいあいとした雰囲気だった。
 eスポーツは「エレクトロニック・スポーツ」のことで、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉で、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使ったスポーツ競技のこと。複数人で対戦するゲームをスポーツとして解釈している。米国では、プロゲーマーがスポーツ選手として認められているほど盛んで、世界大会も多く開かれている。大会に出場する時は自国代表のユニフォームを着て参加したりとスポーツとほぼ同じ感覚の注目のジャンル。
 別府では、12月に子ども対象の地区予選の開催が予定されており、西村代表は「是非、見に来てほしい」としている。

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