民生委員児童委員71人が退任

長野市長から花束が贈られた

 別府市は民生委員児童委員で今年度退任した71人の退任式を23日午後2時、市役所で行った。約50人が出席。
 長野恭紘別府市長から、厚生労働大臣感謝状(6年以上、59人)と全員に別府市からの感謝状がそれぞれ代表に手渡された。長野市長は「昼夜を分かたぬ活動で、民生委員児童委員に休みはない。24時間体制で困っている人がいれば駆けつけてもらった。大変な心労があったと思う。様々な地域課題については、皆さんの方が感じているかもしれません。皆さんの姿を見て、自分に出来ることを少しずつでもやっていこうと地域で活動を始める人も少なからずいたのではないかと思います。多くの人を動かす原動力となり、地域福祉の発展につながっていると思います。役はなくなったとはいえ、後輩のために活動に助言をして、貴重な経験を生かしてほしい」とあいさつ。
 高橋洋明市民生委員児童委員協議会長も「長い間、ご苦労様でした。地域のために、経験を生かして今度ともご協力をお願いします」と労った。
 退任民生委員児童委員を代表して、片山一子さんが「仲間と苦労を分かち合い、励まし合いながら、地域福祉に貢献できたことは終生忘れ得ぬ思い出です。退任しても、経験を様々な機会に生かしたい」とお礼を述べた。
 出口では、長野市長が1人ひとりに花束を手渡し握手をして「お疲れ様でした」と声をかけて見送った。

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