南立石小で児童が3学期の目標発表

佐藤百華さん(左)、片岡璃里彩さんが3学期の目標を発表した

 別府市内の幼稚園、小学校、中学校で8日、3学期の始業式が行われた。
 市立南立石小学校(阿南清隆校長、351人)、南立石幼稚園(阿南清隆園長、37人)は午前8時50分、同校体育館で挙行した。
 式に先立ち、転入生4人が自己紹介した。
 始業式では、はじめの言葉を平岡正規教頭が述べた。
 阿南校長が「3学期のスタートとなる日です。自分のやりたいことなどに、思い切ってチャレンジして、健康で楽しい毎日を送って下さい。3学期は、それぞれの学年の1年間のまとめだけでなく、1つ上の学年になるためのゼロ学期です。そのために頑張ることを決めて下さい。出来ない立派な目標ではなく、少しでも頑張れば達成できる目標を立てて下さい。そして、みんなで『出来た』という一年間にして下さい。優しく楽しい南立石小学校をつくって、素敵な3学期にしましょう」と式辞。
 児童を代表して2年生の佐藤百華さん(7)が「2学期で楽しかったことは、APU(立命館アジア太平洋大学)の留学生と交流したこと。いろんな国の人たちに『ここはこんなだよ』と教えてもらったり、写真を見せてもらったりして楽しかった。3学期は、縄跳びを頑張りたい。何度も練習して『頑張ったぞ』という気持ちを持って3年生になりたい」。
 4年生の片岡璃里彩さん(10)は「2学期の思い出は、大縄跳びを150回飛ぶことをクラスの目標にしており、連続で150回はできなかったが、通算で150回以上飛べた。次は連続で飛びたい。3学期は、5年生の準備をしたい。学習面は、算数の小数点の掛け算と割り算を頑張りたい。生活面では、5年生は委員会活動があるので、3学期は学級委員になったり、なにかのリーダーになるなど、みんなを引っ張っていく練習をしたい」とそれぞれ2学期の振り返りと3学期の決意を発表した。
 園児や児童は体育館から退出する際、阿南校長とハイタッチを交わして各クラスに戻った。午前中は授業をし、午後は大掃除をして下校した。

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