基本構想策定委員会で別府市が発表

 別府市は、第2回屋外温浴施設に関する基本構想策定委員会(委員長・斉藤雅樹東海大学教授、6人)を開き、東洋の「ブルーラグーン構想」の候補地となる市有地4カ所を示した。会議は非公開で行われた。
 別府市によると、今回示した候補地は次のとおり。
 ▽春木川上流の鶴の湯の奥にある鍋山地区(66万平方㍍)▽別府湾サービスエリアの南側の十文字原地区(12万7千平方㍍)▽上人ケ浜公園(6万4千平方㍍)▽北浜温泉と的ケ浜公園(1万7千平方㍍)。
 一定規模の面積と別府湾が望める地域の市有地を条件に選定した。委員会では1カ所に絞ることはせず、それぞれのメリット、デメリットについて話し合い、示すことにしている。
 斉藤委員長は「難しい課題や制約がある中で、世界最大規模の露天風呂がどう作れるか。本物感を大切にした世界に誇れる素晴らしい施設の実現の可能性は十分にあると思う」と話した。
 委員会はあと1回開かれ、意見をまとめて、市長に報告することにしている。

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