八幡朝見神社で72人が節分豆まき

拝殿から豆をまく参加者ら

 八幡朝見神社は第31回新春恒例「節分・豆まき」を1日午前7時、同神社境内で斎行した。子年生まれの年男や年女、厄年を迎えた男女など11~92歳の72人が「鬼は外、福は内」のかけ声とともに元気よく豆をまいた。
 節分は3日だが、八幡朝見神社は1日に参拝者が多く、豆まき後に学校や会社に行ってもらおうと考えて、1日早朝に行っている。
 神日出男宮司が「昨年は平成最後、今年は令和最初の豆まきです。しかも、子年と干支の最初となる年です。皆さんが神殿から豆をまかれて、福を呼び寄せ、鬼を追いやるよう元気よく豆をまいて下さい」とあいさつ。
 神事の後、6人ずつ太鼓の音と「鬼は外、福は内」のかけ声にあわせて豆をまいた。
 芦刈直さん(72)=会社役員=は「令和2年は、健康第一。心身ともに鍛えたい」。
 藤原源太さん(11)=山の手小6年=は「健康に過ごしたい」。
 市内在住の女性(72)は「元気に過ごしていきたい。世界では、食事ができなかったり、戦争に巻き込まれたりする子どもがいるので、そのような子が少なくなれば」とそれぞれ話した。
 また、豆まき前には「あま酒」が無料で振る舞われ、参加者らは冷えた体を内側から温めていた。

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