日出町の若宮八幡神社(小石護久宮司)で、開運厄除節分大祭が2日午後3時、行われた。毎年2月の第1日曜日に開催している。
年男・年女、厄年23人と本田博文町長、森昭人町議会議長、三浦正臣県議ら来賓が参加。はじめに追儺式(神事)が行われ、本田町長や参加者代表者らが玉串を奉てんし、1年間の無病息災を祈願した。最初に小石宮司が恵方と四方で豆をまいた。
続いて、参加者全員で拝殿と神楽殿に分かれて太鼓の合図と同時に一斉に「鬼は外、福は内」と福豆やお菓子をまいた。今回で10回目ということで、記念に紅白の小餅もまかれた。訪れた人たちは福を分けてもらおうとまかれた豆などを拾っていた。
日出町在住で年男で前厄の伊藤忠恭さん(59)は「初めてこういった行事に参加して、良かった。厄をしっかり落とせるように願って投げました」と話した。