防災食体験学習会に38人参加

別府大学短期大学部の立松洋子教授が災害援助用炊飯袋などの使い方を教えた

 市社会教育課主催のチャレンジ子育て学級北部中・鶴見台中地区ブロック学習会「いざという時のために防災食体験学習会」を2日午前10時、中部地区公民館で開催し、38人が参加した。
 講師は、別府大学短期大学部食物栄養科教授の立松洋子さんが務めた。
 調理実習を通して、調理方法の工夫などに気づいてもらい、実際の災害時における自分たちの行動域を増やしてもらうことが目的。
 立松さんが「この料理を作る際は、爪などが引っかかって袋に穴が開いていないか注意して下さい。鍋に入れる水は、海水でも泥水でも大丈夫ですが、穴が開いていると料理が上手く出来ないだけでなく、料理が食べられなくなります」と説明した。
 参加者は持参した米1合を災害援助用炊飯袋や高密度ポリエチレンのポリ袋に水も入れて、鍋に投入した。
 また、立松教授が炊き込みご飯2種、チャンポン、ヤキソバ、ミートソーススパゲティ、茶碗蒸し、プリン、魚の煮つけ、ヒレカツ、鳥の空揚げの計10種類を作った。
 完成した料理は、参加者が試食した。

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