第6回べっぷ公民連携LABO

横浜市の事例について話す中川さん
公民連携事業について話を聴く参加者

 第6回べっぷ公民連携LABOが4日午後1時半から、別府商工会議所で開催された。約60人が参加した。
 はじめに、会議所が行っている提言や要望活動、小規模企業並びに市内商店街の支援、観光・商業の振興と地域づくりの推進などの事業について説明。
 中川悦宏横浜市政策局共創推進課・事業構想研究所客員フェローが「横浜市の公民連携(共創)の取組について」と題して講演した。横浜市の考える「共創」は、企業やNPO法人、大学などの多様な民間の人と行政が対話を通じて連携し、新たな価値や解決策を共に創り上げていくこと、位置づけ、公民対話の場を作ったり、民間提案・コーディネート窓口となる「共創フロント」を設置。「本当に困っていることを探ることが大切。現在の延長線上の未来を考えてもギャップが生まれる。理想像を作って逆算することで、ギャップを埋めるやり方もある。課題と価値は表裏一体という面がある。年間100件ほどの民間からの提案があり、3~4割を実現している。ビジョン設定を決めきらない内から対話をすることで、地域活性化につなげることが出来る」として、実例をあげながら民間との連携の取り組みについて話をした。

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