思いを形にする「インサイン」登場

大手メーカー商品のデザインを手掛ける杉本国雄社長

 企業の商品や医療機器等のプロダクトデザインを制作する春木5組5の3Aの杉本国雄INSIGN(インサイン)社長に話しを聞いた。杉本社長は内竃1393番地の電子印刷センターは杉本邦弘会長の次女久美さんの婿にあたる。
 平成28年、インサインを起業。医療機器の他、フィットネス器具や東芝のエアコン、炊飯器、サムソンのイヤホンなど幅広くデザインを行い、別府市の政策である産業連携・協働プラットホーム「B‐bizLINK」のロゴデザインを手掛けている。工芸品の創作も行い、杉本社長の創作した三徳包丁「双慶」が平成29年、伝統工芸品の商品開発、普及を行う「東京手仕事プロジェクト」において「東京150周年記念賞」を受賞した。
 杉本社長は「若い頃は東京浅草でフィットネス商品を扱うジョイナスという企業が立ち上がる時にデザインを担当しました。幅広く商品開発に関わりたいと思い、4年前に独立しました。私のプロダクトデザインは表面上の格好良さだけでなく、商品のコンセプトを追い求めて具現化していきます。機能性、使いやすさを重視して使用する人に商品の良さを感じて伝わることを願ってます。大分県と宮崎県は医療機器の生産メーカーが多く、『東九州メディカルバレー構想』という医療発展の政策が行われています。これからは機器のデザインを通じて医療に温もりを届けたい。伝統工芸は文化を守りつつ生涯を通じて新しい開発をして行きたいです」と抱負を語る。
 問い合わせは25‐0320・INSIGN(インサイン)

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