別府市退職校長会が令和元年度表彰

市退職校長会から新宅俊文南小学校長(左)に表彰状が贈られた

 別府市退職校長会(芝尾宏会長)は令和元年度顕彰事業の表彰式を25日午後4時半、市立南小学校で挙行した。
 受賞団体は、南小学校。平成18年から続く「きらめきコンサート」は、地域住民や保護者に対して、毎年11月の土曜日に体育館で開催。幼稚園、1年生から6年生、教職員の合唱、合奏、音楽劇などを発表している。14年間継続しており、地域住民も楽しみにしている行事を評価した。
 表彰式では、「別府市内の小学校、中学校で文化やスポーツなどの活動を、精一杯している、良い成績を残しているなどの個人、団体に賞を贈っています。今回、今校の『きらめきコンサート』が素晴らしいということになりました。コンサートは、地域の皆さんで取り組んでいると聞いています。先生方が立ち替わっている中、14年続けるということは凄いと思う。秘訣を考えると、立派なコンサートをしようではなくて、子どもたちが表現の場を楽しんで、喜びを覚えるようなコンサートを目指したからだと思います。これからいろんな教育活動をすると思いますが、子どもたちの『きらめき』を見つけていただき、大事にして下さい」とあいさつした芝尾会長から新宅俊文校長に表彰状が贈呈された。
 今年度のコンサートの中心として活動した野﨑章子音楽教諭が「きらめきコンサートは、保護者だけでなく多くの地域の方々が訪れており、子どもたちを見守る温かい目がたくさんあると感じています。子どもたちの気持ちを大切にしたコンサートを続けていきたいです」。
 新宅校長は「私が南小学校に来た平成18年から、このコンサートを始めました。途中いませんでしたが、ずっと続けてくれたことを嬉しく思っています。この表彰を糧に、素晴らしい子どもを育てていきたいと思います」と感謝の言葉を述べた。

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