別府市議会の予算決算特別委員会③

委員会冒頭に全員で東日本大震災で亡くなった人へ黙とうを捧げた

 別府市議会の予算決算特別委員会(黒木愛一郎委員長)は、11日午前10時から個人質疑が行われ、泉武弘氏(行財政改革クラブ)が幅広い分野で執行部の考えを質した。
 委員会の冒頭、3月11日が東日本大震災の発災日ということで、亡くなった人に対して、全員で黙とうをした。
 泉氏は、新型コロナウイルス感染症における影響について「増収分が減少分に変わるのではないかと危機感を抱いている」とした上で「収入を見越して支出をして組んでいる事業をそのまま執行出来るのか」と質問。
 長野恭紘別府市長は「経済対策も今後考えていかなければいけない。どこまで影響が出るか、いつ終息するか分からない。予算のすべてが執行できるか、走りながら考えていかなければいけない」と答えた。
 他にも団体への運営補助金のあり方について「納得できない」と厳しく批判した。
 引き続き、採決が行われ、一部議案については反対があったため挙手による多数決が行われ、すべての議案が原案通り可決すべきものとされた。23日の最終日に委員長報告が行われ、本会議で表決が行われる。

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