南立石幼を33人が巣立つ

修了証書を受け取る園児

 別府市内13幼稚園(東山を除く)で19日、修了式(卒園式)を挙行、449人が巣立った。
 南立石幼稚園では第70回修了式が午前10時、同園ホールであり、33人が新たな一歩を踏み出した。
 保護者の大きな拍手が鳴り響く中、園児が入場。修了証書授与では、れもん組担任の児玉さおりさん、いちご組担任の佐藤紘美さんが園児一人ひとりの名前を呼び、園児は呼ばれると「はい」と元気よく答えた。阿南清隆園長が「よく頑張ったね。おめでとう」と言いながら手渡した。園児は大きな声で「ありがとうございます」と答えて、受け取っていた。
 阿南園長が「皆さんは幼稚園で過ごす間、いろんなことが身につきました。自分で考えて動く力、みんなで仲良く楽しく過ごすこと、いろんなことを自分で工夫して最後までやり通す力の3つを身に付けたと思います。そんな皆さんを、小学校に送り出すことは先生たちにとって嬉しいことです。4月からはいよいよ小学生です。小学校では自信をもって、勉強や運動、遊びに活躍して下さい」と式辞を述べた。
 園児33人が壇上に上がり、「思い出のアルバム」を歌い、その途中に遠足などの行事を思い出として発表した。続いて、元気よく大きな声で「ありがとう」を歌った。
 最後に、保護者代表謝辞の後、園児が退場した。
 保護者は、ビデオカメラ、デジタルカメラ、スマートフォンなどで撮影をしており、我が子が修了証書を受け取る姿を見ると涙する人もいた。
 教育委員会の告示と長野恭紘別府市長の祝辞は印刷して保護者に配られており、祝電もホール後方に張り出すなど時間短縮を考えた式となった。

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