杵築市始業式で児童に手渡す

始業式で担任から地域の人からプレゼントされた
手づくりマスクが手渡された

 杵築市は8日、市立小中学校の始業式を各学校で行った。北杵築小学校(末松武治校長、43人)と豊洋小学校(堀美佳校長、56人)では、子どもたちのためにと手作りされたマスクがそれぞれプレゼントされた。
 豊洋小学校では、午前8時45分から親任式と始業式がグラウンドで行われた。堀校長が「3月2日からお休みが続いていて、学校が始まるのを楽しみにしてくれていたと思います。1学期に何か取り組む時、どうしたらもっと良くなるか工夫をしてほしい。新型コロナウイルスが広がっています。毎朝検温する、手洗いをしっかりする、健康な体づくりに努める、3密(密閉・密集・密接)を避けることを心がけ、自分のため、友達のため、家族のためにマスクをして下さい。(コロナに関連して)お友達に『来ないで』とかイヤなことを言わないように、思いやる心を持って過ごしてほしい」とあいさつ。また、校区内の有志でつくる「豊洋っ子応援隊」のメンバー4人が1人2枚ずつの手づくりマスクを寄贈したことを紹介。
 児童は新しいクラスの教室に移動すると、担任から1人ひとりにマスクが手渡された。子どもたちは作ってくれた人への感謝の気持ちを込めて「ありがとうございます」とお礼を言って受け取った。
 北杵築小学校では、昨年まで勤務していた上野真矢さん(養護教諭)が全校児童分を手作りしてプレゼントした。始業式で末松校長が紹介をして、児童の代表に手渡した。

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