始業式20日で授業は5月から

 別府市教育委員会は13日、臨時の教育委員会を開いて20日から再開を決めていた小中学校について、20日に始業式を行うものの、授業の再開はゴールデンウイーク明けの5月7日から開始することを決めた。
 7日に政府から緊急事態宣言が出され、福岡県を含む7都府県が対象となった。隣接する福岡県では、感染者が増えており、別府市でも警戒感が高まっていることなどを踏まえ、さらなる感染拡大を徹底して防止するため、再延期を決めたという。
 22日には中学、23日は小学校とそれぞれ入学式を実施する予定。
 始業式については、校内放送等を利用して全校生徒が集合しないような工夫をし、出来る限り短時間で下校させる。入学式は、式典の時間を30分以内として、保護者の参加は各家庭1人以内にする。
 また、5月に予定されていた小学校の修学旅行と中学校体育大会は2学期に延期することも併せて決めた。
 部活動は現在のところ未定だが、休校中は中止。学校給食は休校中は中止。ただし、幼稚園については20日から提供を行う。家庭での見守りが困難な原則小学3年生以下の児童の預かりも引き続き行う。
 寺岡悌二教育長は13日の臨時会見の中で「保護者からも色々な声があるが、子どもの命最優先でやってほしいという声ある。子どもたちが人工呼吸器をつけるような事態にならないようにしたい」と話した。

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