別府市内の公立中学校8校で22日、入学式が行われ、809人が希望を胸に中学校生活を迎える。
市立山の手中学校の第74回入学式は午前10時、同校体育館で挙行、新1年生104人が出席した。
国歌が流れる中、新1年生、教職員、保護者が「心の中」で斉唱。
財前昭仁校長が「皆さんは山の手中学校の最後の新入生です。来年度は、浜脇中学校と統合し、別府西中学校での生活が始まります。新設校での新たなスタートを切るために、この1年でやらなければならないことは多くあります。一日一日を大切にし、学習や部活動を頑張って下さい。いろいろなことが起きていますが、当たり前の学校生活、友人と過ごす時間の大切さなどに気付いたと思います」と式辞を述べた。
祝詞・祝電披露後、新入生を代表して石井まい香さんが「山の手中学校はこれまで、70年を越える長い歴史を刻み、生徒会活動が盛んと聞いています。小学校とは違い、自律した行動が求められ、気持ちが引き締まります。私たちは、何事にも挑戦し、一生懸命に頑張っていきます」と誓いの言葉を述べた。
出席者全員がマスクを着用、保護者は受け付け時に手をアルコール消毒、体育館のドアを開けて換気をする状況の中で、入学式が行われた。
市立中学校は5月6日まで、休校する。