密を避け遊んだ後は手洗いを

緊急雇用対策で採用した臨時職員が公園内の清掃作業などを行った

 別府市は1日から、市内の別府、鉄輪地獄地帯、上人ケ浜、南立石、北石垣の5つの公園に緊急雇用で採用した会計年度任用職員(臨時職員)10人を配置し、公園パトロールを開始した。
 新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、現在、市内の公園利用は市民に限定している。さらなる予防対策徹底のため、人が集まる大きな公園5カ所で土・日曜日やゴールデンウイークを中心に2人1組で公園内の巡視や声掛け、遊具等施設の消毒、ゴミ拾いなどの美化活動を行う。巡視では、人との距離をとることや咳エチケットの順守、利用後の手洗い、消毒などの呼びかけをプラカードで行うとともに、密になっている場所があれば、声をかけて注意を促す。
 午前中は、南立石公園で説明を受けてからそれぞれの現場へ。鉄輪地獄地帯公園では、30代と40代の男性が初日の仕事を行った。いずれも勤め先が休業中で再開の目途も分からないことから、「少しでも家計の足しに」と応募したという。
 天候に恵まれたこの日は、公園には多くの親子連れの姿も見られ、距離を保ちながら楽しく遊んでいた。2人は子どもたちがよく使う大型遊具や手すりなどに消毒液を吹きかけてキレイに吹いたり、周辺のゴミを拾うなどの仕事をこなした。

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