亀の井バスがマスク1万枚寄贈

微粒子用マスク「N95」を1万枚寄贈した

 亀の井バス株式会社(冨永彰彦代表取締役社長、別府市鶴見)は19日午前11時、別府市役所を訪れて微粒子用マスクN95マスク1万枚を寄贈した。
 西鉄グループでは、2001年から新型インフルエンザ予防対策としてマスクを備蓄していた。今回、西鉄グループと関係のある大分県、福岡県、佐賀県の自治体に寄贈をしているもので、大分県内では、別府市、日田市、大分県に贈る。
 冨永社長、和泉貞年常務取締役営業本部長、日名子哲也取締役管理本部長が出席。冨永社長が「西鉄グループとして、医療機関のお役に立てればと思って、関係する自治体に寄付をしています。活用してほしい」とあいさつして、長野恭紘別府市に手渡した。
 長野市長は「N95は、医療現場で必要とされながら、なかなか別府市としても準備できていなかった。皆さんの気持ちを現場にしっかりと伝え、備えていきたい」とお礼を述べた。
 新型コロナの影響を聞かれた冨永社長は「観光バスは壊滅状態」としながらも「収束後は、別府市にも協力してもらい、キャンペーンなどが出来ればと思う」と述べた。長野市長は「当面は、県内の人を中心に来てもらう対策を市町村が連携してできればいいなと個人的には考えています」と話した。

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