旅館ホテルいよいよ再開!

6月13日より営業再開するため、カウンターに
アクリルカバーを取り付けた「悠彩の宿 望海」

 新型コロナウイルス感染拡大に関する「緊急事態宣言」の全面解除を受け、市内の旅館ホテルは6月1日を期して、予約を再開。現在全面営業を控え、その準備に追われている。
 北浜3丁目のホテル「悠彩の宿 望海」は28日、6月13日に営業再開するために準備を進めている。
 新型コロナウイルス感染防止対策として、同ホテルのホームページにも記載されているが▽客が自由に使える消毒液を設置▽全客室に空気清浄機を設置▽チェックアウト後、オゾンで除菌と脱臭をする▽清掃時に客室内のドアノブなどの重点箇所をUV―Cライトで消毒する▽館内をこまめに換気▽フロントカウンターの飛沫感染の防止対策―など11項目ある。
 木村大成社長は「当ホテルは、1泊朝食付きで5500円で泊まれます。上げ膳据え膳という非日常を味わうチャンスです。しっかりと感染防止に努めています」と話した。
 別府市旅館ホテル組合連合会(西田陽一会長)によると、▽「3つの密」の回避を徹底する▽換気設備の適切な運転、点検を実施するとともに、従業員の休憩場所を含めて、30分に1回以上、窓を全開して換気する▽宿泊者と対面する場合には、アクリル板や透明ビニールカーテンなどを設置する―などの感染予防や緊急時対応についてのチェックリストを会員ホテル74社に渡している。
 また、別府市は県民限定で低料金の宿泊プランを提供する旅館やホテルなどに対して、宿泊料の一部分を補助する。大分県は県民向けの「旅館ホテル応援割」を発表している。
 同連合会は「別府市の補助、大分県の応援割は、とてもありがたい。現在、条件的に入れない施設もあるので、全施設で使えるものとして県に申し入れしたい。1泊朝食付きのプランで泊まったとき、夜はエール飯や北浜などのレストランなどの活用も視野に入れている。地元の人が地元の旅館やホテルなどに泊まることで、良さを知ってほしい」と積極PR。

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