高齢女性から約１０６万円を詐取

　別府警察署は１日午後１時１４分、大分市金池町２丁目の会社役員、川野行男容疑者（６９）を詐欺の疑いで再逮捕した。
　調べによると、令和元年９月２４日ごろから２年１月１６日ごろまでの間、別府市内の女性パート従業員（７３）に対して、女性宅を購入する希望者がいないにもかかわらず、女性に自宅売却手続費用を支払う必要があるように装って「売却手続を進めるためには手続費用を支払う必要がある」とうそを言い、女性宅ほか１カ所で５回にわたり、現金計１０５万５６００円をだまし取った疑い。
　川野容疑者はリフォーム工事などを営む会社の取締役で、女性は顧客だった。川野容疑者は女性から令和元年８月から令和２年１月まで、約２０回にわたり計約３００万円の交付を受けたとみて、捜査している。前回は令和元年９月１８日ごろに女性から現金１５万５千円をだまし取ったとして、令和２年５月１１日に逮捕している。
　容疑を認めている。