岩屋毅衆議院議員、久々の帰郷

154日ぶりに帰郷した岩屋毅さん

 岩屋毅衆議院議員がコロナ国会を終えて帰郷。27日午後、今日新聞社に来社した。防相退任後、一息つく間もなく、新型コロナウイルス感染症が深刻な戦後初の「国難」として発生。154日間の国会論議を経てようやく一段落となった。
 早速、閣外となった岩屋氏から政府の状況など聞いてみた。以下は岩屋氏の弁。
 政権は長年のウミが溜まり多くの問題が発生している。充分な説明責任をはたし国民に納得してもらう努力をすべき。コロナ対策は各種の数字が示すように適切に判断して効果が上がってきている。世界でも大きく評価されている。この状況下の諸問題は大変気の毒と感じる。
 経済分野では観光をはじめ最大の課題として取り組んでいる。元に戻るためには全勢力を尽して対応しなければならない。「解散」が囁かれているがそのタイミングではない。経済再生をしっかり行い、五輪開催の是非を判断し、日本再生を果たすことが政権の使命。
 防相当時10回を超す北ミサイル発射の対応に追われた。次期主力戦闘機F35の墜落で貴重な人材を失った。ご家族にご遺体の一部をお返しできたのが、せめてもの慰め。
 在任期間8回に及ぶ世界防相会議でとくに東アジアの安全保障に関しては多大の成果を収めた。とくに前米国防長官のジェイムズ・マティス氏と意見交換できたのは大きな意義だった。中東派遣軍の最高司令官で米海兵隊指折りの猛将で知られた人物。諸外国の防相も深大な敬意をもって接した。
 コロナ禍の影響で観光別府の低迷も深刻の一途をたどる。国や県と多くの意見交換を重ねて支援策の拡大と充実につとめていきたい。

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