別府市観光協会の定時総会

62人が出席した市観光協会の定時総会

 別府市観光協会(梅野雅子会長)は令和2年度定時総会を30日午前10時30分、ビーコンプラザ国際会議室で開催し、62人が出席し、136人が委任状を提出した。
 梅野会長が「長引くコロナ禍の中で、観光関連産業はこれまで経験したことのない本当に大きな打撃を受けている。市観光協会も年4回ある祭りのうち3つが中止となった。残る1つの冬の花火も、これからの新型コロナウイルス感染症拡大の様子によっては、その開催も危惧されている。観光立市別府が1日も早く再起致しますよう賑わいのある別府市に戻ることを心から願っています」とあいさつ。名誉顧問の長野恭紘別府市長のメッセージが読み上げられた。祝電として、岩屋毅衆議院議員のメッセージも読み上げられた。
 梅野会長を議長に議事に入り、令和元年度の部門別事業(公益目的事業、運営事業、収益事業、事務局支援)、決算、監査が報告され、承認された。
 新型コロナウイルス感染症の影響で、今年3月に入って急激な落ち込みが続いており、いまだ収束も見えない状況。今は一刻も早く事態を取り戻せるよう、この難局を乗り越えたいと申し合わせた。
 続いて、任期満了に伴う理事改選(任期2年)があり、理事49人が決定する直前、福島知克、中山智晴、緒方肇3副会長が理事名簿に名前がないことで紛糾。中山副会長が「5人の執行部をクビにして、あなたたちは勝手な理事案を作る」と述べた。また、一枚の封筒を取り出して「これは、梅野会長の一番近い親族の方から私の事務所に届きました。これは現金です。そして、ある理事を再任しないようにしてくれと言われた」と激しく批判。会員1人も反対した。結果、定員50人目となる福島筆頭副会長を理事として追加した。監事2人が人事異動に伴い辞任し、新監事に佐藤豊和・豊和銀行別府支店執行役員別府支店長、萩原義郎・大分銀行別府支店副支店長が選任された。
 総会後、臨時理事会が開催され、会長は梅野雅子さんを再任。副会長は福島知克さん、西田陽一さんが再任、此本英一郎さん、村上倫子さん、藤本修司さん、三ケ尻裕己さんが新任、専務理事に豊久伸彦さんを選任した。

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