お米や赤米の田植え体験

泥んこになりながら赤米の田植えを楽しむ園児たち

 堂面棚田を守る会(恒松恵典会長)は24日午前10時、ひめやま幼稚園を訪れて田植え指導を行った。年長組(5、6歳児)57人が参加した。
 毎年、堂面棚田に園児を招いて田植え体験をしているが、今年は、新型コロナウイルス感染症予防対策として中止にしたため、お米が育ち味わうことを体験してもらおうと幼稚園に出向いた。
 恒松会長、吉野勝美さん、荒金辰喜さんが園児を指導。昨年実ったお米の稲穂を見せて「秋になったら、こんな感じに実りますので、大切に育てて下さい」と話した。
 水をはったプレンター10個に園児が順番に肥料を入れてから苗を植えた。「苗をグッと奥まで入れると苗がピンと立つよ」などとアドバイスを受けた。
 引き続き、園舎の奥にあるコンクリートで囲って作った特製の田んぼを使い、赤米を植えた。引き続き、堂面棚田を守る会メンバーも手伝った。園児は泥んこになりながら「泥は気持ち悪かったけど、田植えは楽しかった」と伝統行事を楽しんでいた。

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