別府少年少女発明クラブ(幸治男会長)は令和2年(第29期)開講式が12日午前9時、鶴見幼稚園の同クラブ教室で開催した。市内の小学4年から6年生の男女15人が参加した。新型コロナウイルスの影響で2カ月遅れの開催となった。
主催者の幸会長が「ここが、保護者と一緒に楽しむ、そして学ぶ場となるようにしていきたい。能力を引き出し、想像力や創造力の豊かな子どもに成長してほしい」があいさつ。
続いて、指導員と年間スケジュールを紹介した。
オリエンテーションとして、工作を実施。CDやDVD、風船を使って「CDホバークラフト」を作った。児童らは完成したホバークラフトを机の上で走らせた。
続いて、空気の実験として、実際に乗ることが出来るホバークラフトや空気砲を実施。最後に、掃除機を使って筒の中に入れたボウリングの玉を浮き上がらせる実験をし、最大5個(約25㌔)まで浮かせることができ、児童は興奮を隠せなかった。
最後に、宇宙メダカ(第36代)を配付した。
干潟凛子さん(10)=春木川小5年=は「米村でんじろう先生のような実験がしたい。理科が好きで、家でも理科の教材だった電池で走る車に電球を付けたりした。ペッパー君のようなものを作りたい」と感想を述べた。
新型コロナウイルス感染拡大防止として、指導員、児童、保護者はマスクを着用、手指消毒をし、換気をした。
今後の年間スケジュールは、次のとおり。
▽7月26日=ダンボール工作▽8月9日=木工工作 鳥の巣箱作り▽23日=牛乳パックで作るプロペラカー▽9月6日=ペットボトルロケット▽20日=野菜で作る化粧品▽10月4日=磁石の実験「虫の木登り」▽18日=バルーンを飛ばそう▽11月1日=昔のおもちゃを学ぼう▽15日=木琴つくり▽12月6日=スタンプ、年賀状つくり▽20日=葉脈で作るしおり▽来年1月10日=手品を作ろう▽24日=鏡の表札つくり▽2月7日=ラジオを作ってみよう▽21日=1年を振り返って、ポップコーン作り