市職員らの権利保護

委員1人ひとりに辞令が交付された

 別府市と別杵速見地域広域市町村圏事務組合公平委員会の委員委嘱式が7月29日午前9時30分、別府市役所で行われた。委員は3人で、任期は4年。
 公平委員会は、職員が処分が重すぎると不服を申し立てた場合に、職員に対する不利益処分だったかを審査するなどする。前任期中4年間は申し立てはなかった。
 今回、辞令を受けたのは、古田茂義氏(72)=保護司=、田中朋子氏(39)=弁護士=、徳部正憲氏(71)=市職員OB=の3人。
 阿南寿和副市長が1人ずつに辞令を交付して「現在は新型コロナや豪雨災害などの発生により、行政への期待は高まっています。限られた職員で期待に応える必要があります。そのためには、職員が安心して働けることが必要。公平、公正性を持って、職員の権利保護を担う大きな役割があります。今後とも、ご協力をお願いします」とあいさつをした。
 引き続き、1回目の委員会を開いて、委員長に古田氏を選任した。

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