鶴見岳で今年も峰入りを実施

鶴見山権現一の宮で家内安全や無病息災、山の安全などを祈願

 別府市井田の修験道・鶴見山寺(松岡玄宏住職)はこのほど、鶴見岳峰入りを行った。松岡権律師、松岡寿玄権少僧都、松岡玄宗山伏や信者、別府ロープウェイ関係者ら約20人が参加。
 鶴見岳の峰入りは1千年以上前に天台宗の僧侶性空(しょうくう)上人が日向霧島山に続き、由布・鶴見両山に山岳道場を開いたのが始まりと言われている。一時中断していたが、昭和38年に鶴見山寺の当時の住職であった松岡教道さんが再興した。
 ロープウエイ山上駅広場にある鶴見山権現一の宮で、神事を行った。ロープウェイの榎本方士代表取締役社長が一の宮と七福神の祝詞を奏上。大先達の松岡住職も祝詞を奏上し、般若心経を読経してホラ貝を吹いた。
 採灯大護摩供では、ロウソクの火から松明に火をうつす「承仕作法」があり、前後左右から松明で護摩に火が入れられた。炎が燃え上がると、参加者は家内安全や今年は新型コロナウイルス感染症の収束などを願い、護摩木を次々と炎に放り投げ入れた。
 引き続き、残った護摩木を持って、山道を歩いて峰入りを行った。神事が始まると同時に時折激しい雨が降ったが、参加者は雨にも負けず、無病息災などを祈願した。

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