消防職員初任教育の現地研修

ホース延長訓練をする入校中の職員

 別府市消防本部から大分県消防学校の消防職員初任教育(第73期)に入校中の松木亮太さん(20)、井上蓮さん(18)、千葉優大さん(18)の3人の現地研修が6日、別府市消防本部で行われた。
 各所属の消防体制、その業務および勤務を経験して、学校生活から卒業後の勤務への移行を円滑にすることが目的。
 研修期間は、6日午前8時30分から7日午前8時30分までの1当直。
 6日午前は、交代点検、朝礼、車両日常点検・整備、出動訓練、ホース延長訓練、三連はしご取り扱い訓練など、午後はロープ渡過・ロープ降下などの救助訓練などを行った。
 松木さんは「漠然と消防士を目指していたが、高校3年生のとき、ラグビーの練習中に倒れた仲間を、救急隊の皆さんが救ってくれた。そのときに、消防署員になりたいと強く感じた」と消防署員をめざすきっかけを話した。
 「現場に出る訓練をしたが、先輩らとの意識、技術、体力の差が分かりました。消防学校に戻って、さらに訓練を頑張ります。将来は、市民が安心して暮らし、子どもたちに夢や希望が与えられる消防隊になりたい」と語った。

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