「野菜の日」市場では

公設地方卸売市場別府青果のセリの様子

 8月31日は野菜の日、別府市公設地方卸売市場の別府青果(牧和夫社長)では、午前4時から売買の準備を始め早い仲買人は5時過ぎに来て下見している。
 場内にピーマン、ニンジン、ナス、ぶどう、ナシなど美味しそうな夏野菜や果物のオンパレード。午前7時に始まるセリは2時間にわたり威勢のいい掛け声が響く。セリ落とした後は市民の台所を担う活気にあふれている。
 今年は7月の集中豪雨や8月からの干ばつの影響でピーマン、トマト、きゅうりなど野菜類全体の供給が低下している。また、コロナ禍の影響で自宅で料理する家庭が増えたため、野菜の需要は高まり、価格が高騰している。生産農家の技術が上っているので品質は良好。
 「気候が安定すれば生産が高まり、価格相場も落ち着くと思います。地域生産と消費者を結ぶ地産地消の推進に向けて日々努力をしています。食の安全・安心・美味しいを守り、市民に新鮮な野菜と果物を届けられるよう、全職員励んでいます」と吉野元将常務。

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