竹水鉄砲やロケットづくり

自分たちで作った竹の水鉄砲で的を狙って発射して楽しんだ

 別府市立少年自然の家「おじか」(福田正気所長)は29日、「おじかの夏まつり」を開催。18家族66人が参加して、奥別府の大自然を満喫した。
 開会式で、福田所長が「本当は、流しそうめんをしたりしたかったが、飯ごう炊飯で御飯を作ったりするので、難しいことは家族で協力して楽しんでほしい」とあいさつ。
 午前中は、水鉄砲作りにチャレンジ。家族同士の距離を保ちながら、一度に動いて密にならないように、2グループに分かれて、交互に竹を取りに行くなど、コロナ対策をしながら作業。筒になる竹と芯となる竹を準備。芯となる竹の先にすべり止マット、スポンジ、布を順番に巻き付け、筒の竹をピッタリ塞ぐようにするのがポイント。子どもたちはお父さん、お母さんに手伝ってもらいながら、竹を切ったり、水が出る部分の穴をキリで開けた。
 完成した水鉄砲を手に、さっそく外へ。おじかの職員が作ってくれた的を目指して、勢いよく水を飛ばした。いきなり遠くまで飛ばす子や芯部分がゆるくて筒から水がこぼれ落ちてしまう子もいて、うまく水を飛ばすために工夫。「当たった!」と大ハシャギだった。明星小3年生の首藤崇吾さん(8)は「作ったことはなかったけど、楽しかった。スポンジを巻くところが難しかったけど、(できは)まあまあ」と話した。
 午後からは、入浴剤を使って飛ばすペットボトルロケットをJAXA宇宙教育センターの教材を活用して作った。牛乳パックでロケットの羽部分を作り、ペットボトル2本のうち1本を3等分に切り、先端部分、羽をとりつけるスカート部分を組み合わせて、本体が完成。ビニール袋と割箸を使って打上ランチャーを作成。入浴剤の炭酸ガスが抜けないようにする一方で、きつくなりすぎないように差し込む。家にある物を使ってロケットを作れるとあって、子どもたちも楽しみながらどうやったら遠くまで飛ぶか、試行錯誤していた。
 お昼には飯ごうで御飯を炊いた味わった。お楽しみ抽選会やヨーヨー釣りもあり、盛り上がった。
 次回は10月10日に「秋を見つける親と子のつどい」を予定しており、9月5日から予約を受け付ける。募集は20家族(先着順)で、参加費は1人につき150円。

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