大平山が初優勝を飾る

粘りの試合で見事初優勝を飾った別府大平山少年野球部ジュニア

 別府市軟式野球連盟主催のOABカップ第4回オレンジボール大分県大会別府支部予選兼第8回別府ロータリークラブ杯争奪軟式オレンジボール学童野球大会が7月23、26日、8月8日、9月12、19、20日に市営野口原ソフトボールB球場で開催された。
 普段レギュラーに選ばれることが少ない、小学3年生以下を対象とした大会。9チームが出場して、トーナメント方式で試合を行った。
 決勝戦は、別府大平山少年野球部ジュニアと朝日・大平山少年野球部の対戦となった。大平山は2回裏、6番の山下選手がランニングホームランで先制。その後は、大平山の川島投手と朝日大平山の藤由投手による投手戦に。5回表、朝日大平山が2死ながら満塁のチャンスをつかむと、5番の鈴木(蓮)選手がヒットを放ち、一挙3点を入れて逆転に成功した。しかし、その裏に大平山も連続ヒットの後の内野ゴロの間に生還するなどして同点に追いついた。5回までに決着がつかなかったため、特別延長戦を行い、6回裏、一死満塁の場面で、7番の坂本選手が四球を選び、押し出しでサヨナラ。4ー3で大平山が初優勝を飾り、10月31日から別府市で開催される県大会への出場権を獲得した。
 表彰式では、別府ロータリークラブの山下昇悟会長代理から大平山に優勝カップと副賞の盾とD号ボールが、朝日大平山にも準優勝盾とD号ボールがそれぞれ贈られた。最優秀選手にランニングホームランを打った大平山の山下啓太外野手、敢闘賞に2番目の投手として活躍した朝日大平山の薬丸輝到投手が選ばれた。2人には、別府ロータリークラブから野球用具購入補助券がプレゼントされた。優勝した大平山のメンバーは次のとおり(敬称略)。
【別府大平山少年野球部ジュニア】▽代表=安部裕一▽監督=後藤孝清▽コーチ=三浦慶一郎、藤由智久▽選手=伊藤みのり(主将)、川嶋星太、椰野澪央斗、井上幸大、奥本晴、豊島大和、坂本聖道、藤野颯斗、山下啓太、渡辺暁斗、小野蒼真、横山直希

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