10月からバス回数乗車券販売開始

 別府市は、高齢者の移動手段確保を目的に実施している「ひとまもり・おでかけ支援」のバス回数乗車券の販売を10月1日から行う。新型コロナウイルスの影響により、使用期間や販売時期が延期されていた。
 対象は、別府市の住民基本台帳に記載されており、昭和26年4月1日以前に生まれた人。大分交通と亀の井バスが運行する路線バスの別府市内の区間で使用することが出来る。
 回数券は1冊千円で販売するが、額面は2千円のため、実質半額で購入できる。1人10冊までで、未使用分は換金できないため、必要量分ずつ購入することを推奨している。
 販売期間は来年3月31日まで(土・日・祝日を除く)だが、混雑を避けるため、28日から30日の午前9時から午後2時まで、亀川、朝日、南部の各市役所出張所で先行販売を行う。1日から7日の午前9時から午後3時までは、市役所1階特設会場で、それ以降は高齢者福祉課で販売を行う。回数券は十分準備をしているため、密にならないように注意を呼びかけている。
 購入する際には、運転免許証、健康保険証などの本人が確認できるものや印鑑が必要。代理で購入する場合には、窓口に来る人の本人確認証も必要になる。また、令和元年度に購入した回数券は9月30日までしか使えないため、注意が必要。問い合わせは高齢者福祉課(電話21・1442)へ。

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