白池地獄が水槽をリニューアル

「まるで水族館みたい」と子どもから大人まで大人気

 別府地獄めぐりの1つ、白池地獄といえばアマゾンの巨大魚「ピラルク」が展示の目玉として人気だが、今回、水槽エリアをリニューアル。訪れた人たちに大人気となっている。
 昨年10月頃からリニューアルを計画し、今年6月に完成した。これまで、ピラルクや北アメリカ大陸最大の淡水魚アリゲーターガーなど6種類を飼育していたが、リニューアルで21種類に増えた。入ってすぐの場所には円柱の水槽があり、両側にも多くの水槽が並ぶ。奥には、ピラルクの姿も。ピラルクは巨大なため、水槽から移動させることが出来ないことから、これまで通りのものを使っている。
 他にもスッポンモドキやゴールデンアロワナ、レッドテールキャットフィッシュ、スーパーレッドアロワナなどが優雅に泳ぐ姿を見ることが出来る。魚たちは一定の大きさになるまでバックヤードで育てられている。「職員は素人だが、専門家の意見を聞きながら連携して、大切に育てている。目指すは、巨大魚の展示。多くの人に是非見に来てもらいたい」と木谷尚専務は話す。
 訪れた人たちは展示エリアに入るなり「すごい!」「まるで水族館みたい」と驚きながら、魚たちに見入っていた。福岡県から来たという男の子はお母さんに抱っこしてもらいながら魚たちを眺めて楽しそうにしていた。白池地獄に新たな人気スポットが完成した。

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