観海寺で「竹灯ろう祭」

子どもたちが180本の竹灯ろうに1つずつ火をつけた

 観海寺自治会(佐藤哲朗自治会長)は「竹灯ろう祭」を10、11日午後6時から午後8時、杉乃井ホテルとゆうゆうの郷白雲山荘を結ぶ観海寺橋で開催した。
 新型コロナウイルス退散と、新型コロナウイルスで犠牲になった人の冥福を祈ることが目的。
 10日午後5時50分から、橋の前で観海禅寺の高野義史副住職が読経した。午後6時、観海寺自治会有志が作った竹灯ろう180本に入ったロウソクに、子どもや大人たちが点火した。竹灯ろうは、新型コロナウイルスの感染者数をグラフに置き換えた波型に並べられた。
 強い風が吹き、点けては消えを繰り返したが、途中、風が止み全ての竹灯ろうに点火が出来た。
 佐藤自治会長は「新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、町内行事だけでなく、市や県が関係する行事が中止となっている。早く新型コロナウイルスが収束し、子どもから大人まで心から楽しめる行事が出来るようになれば」と話した。

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