べっぷ協働推進協定の調印式

協定書にサインをした(左から)西会頭、長野市長、
飯沼別府大学学長、仲嶺別府大学短期大学部学長

 別府市(長野恭紘市長)、別府商工会議所(西謙二会頭)、別府大学(飯沼賢司学長)、別府大学短期大学部(仲嶺まり子学長)は26日午後1時30分、湯のまちべっぷ協働推進協定書に調印した。
 3者は平成16年3月、包括連携協定「別府市まちづくり連携交流協定」を交わしている。今回は、この協定を「交流」から「協働」へと新しい段階に進むためのもので、別府市の持続可能で活力ある発展を目指す。
 内容は、別府市や市内企業などに向けたリカレントプログラムと別府市や市内企業などとの間のインターンシッププログラムを通じた人材の育成と定着、温泉を基軸とした観光・文化・健康・福祉・食などに関する共同研究・開発―など6点を挙げている。
 調印式では、4氏が調印書3通に署名した。
 長野市長が「別府商工会議所、別府大学、別府大学短期大学部と一緒に手を携えて、これからさらに進化した取り組みをしていくため、協定書にサインをさせていただきました。時代は地方創生となり、より学生や市民が要請が変わってきており、連携の度合い、スピード、深さを進化しないといけないと考え、『協働』となりました」。
 西会頭は「別府の経済界は、いろんな分野の事業があり、お互いに交流をしていき、実践勉強も経済界としてもいつでも受け入れる形の中で、我々も協力し、学生らが今まで以上に別府を知ってもらえればと思う。自信を持って、皆さんとともに多くの学生が別府で素晴らしい思い出を作って素晴らしい社会人になるよう協力していきます」。
 飯沼学長は「別府大学が目指すところは、地域の中で地域に生きていく大学として地域の中で人を育てていただくことを大きな目標にしています。学生が外に出て人間として成長させることが人材育成につながり、地域の活性化の源になると思います」。
 仲嶺学長は「これまで別府市の行事に、短期大学部の学生が参加しています。これまでの事業を継続しつつ、部署ごとに参加していましたが、これからは組織的に活動を進めていけると感じています。そのための内容を充実させ、別府市のさまざまな事業に貢献できるよう一丸となって頑張りますので、よろしくお願いいたします」とそれぞれあいさつ。
 出席者を代表して二宮滋夫学校法人別府大学理事長が「別府大学、別府大学短期大学部としては、本日を契機に別府に根ざし、別府に学び、別府に貢献できる大学、短大として精一杯、学長以下教職員が一緒になって努力していきます」と謝辞を述べた。
 記念撮影をして、閉式した。

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