天満町で今年5人目の交通死亡事故

交通死亡事故を起こした普通自動車
德永惠美子さんが普通車と衝突した事故現場

 25日午前7時10分ごろ、天満町の県道で、普通自動車が横断歩道を横断していた女性に衝突する事故が起きた。女性は富士見町の自営業、德永惠美子さん(85)で、1時間16分後の午前8時26分、搬送先の市内の病院で死亡が確認された。頭蓋骨、骨盤、右大腿部を骨折しており、死因は多発性外傷。別府署管内で5人目の交通死亡事故。
 別府警察署は同日午前8時7分、普通車を運転していた中須賀本町の無職、早田秀康容疑者(68)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕した。
 調べによると、普通車は片側2車線の県道を、西野口町方面から石垣西1丁目方面に向かって第1車線(歩道寄り)を直進していたところ、同所の交差点の横断歩道を横断していた德永さんと衝突した。德永さんのけがの状況から、天満町側から幸町側(海側)に向かって歩いていたとみられる。
 事故の目撃者が午前7時12分、「車と歩行者の衝突事故が発生しました」と110番通報している。
 事故当時の信号状況などの事故原因は捜査中。
 別府署は25日から29日までの5日間、別府警察署長名で交通非常事態宣言を発令。交通指導取り締まりなどを強化する。

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