大分県シルバー人材センター連合会は令和2年度高齢者活躍人材確保育成事業「シルバー人材センターのお仕事フェアin別府」を10月30日午後1時、別府市中央公民館で開催し、16人が参加した。
開始前に来場した参加者は、展示しているリフォーム工房糸綾会が作った帽子や服などを見ていた。
フェアがスタートし、別府市シルバー人材センターの藤野博理事長が「今回のフェアは、健康づくりをテーマに進めていきます。毎日、日常生活や仕事をする上で、健康が第一です。健康を害したら、したいことが出来なくなります。別府市シルバー人材センターの会員約500人のうち、男性の最高齢は92歳、女性は88歳が4人います。一生懸命頑張っています。健康に留意しています。皆さんの健康づくりの役に立てばと思います」とあいさつ。
続いて、別府市健康づくり推進課健康運動指導士の嶋田清美さんが講師を務めて、健康づくりセミナーとして「めざしてみよう!一生現役、生涯元気」をテーマに行った。
はじめに、ウォーミングアップとして、自身の太ももをパーはすりすり、グーはとんとんを同時にする「すりすりとんとん」をした。
「日常生活で体験しているよりも高い運動負荷をかけないと、体力は向上しません。これを過負荷の原理といいます。運動後、成長ホルモンが出ている時間に、たんぱく質を食べると効率的に筋肉が出来る。また、就寝後2時間を『シンデレラタイム』といい、成長ホルモンが日中運動後の約5倍となる。眠れなくても、静かに安静にするだけで違います。眠れないからといって、動き回るのは避けましょう」と説明した。
「元気の基本は足腰から」として、スクワット、かかと上げ、足伸ばし、つま先あげ、ももあげのやり方やコツを実践を通して伝えた。また、腹式呼吸のコツも説明した。
セミナー終了後、シルバー人材センターの紹介が行われた。