別府大学短期大学部で免疫サポート

免疫サポート料理を作る学生

 別府大学短期大学部は令和2年度大分県地域の共食拡大事業「新型コロナウイルスに負けない体をつくろう!べっぷ免疫サポート食づくり」のコンテストを10日午後3時30分、別府大学2号館2階試食室で行った。食物栄養科2年生53人が参加し、15人が審査した。
 新型コロナウイルスの感染が拡大し、地域や学校などにおける共食の場が失われる現状の中、栄養学を専門とする教育機関として地域住民に今だからこそ発信できる内容は何か検討した。免疫機能を正常に維持するためには、多くの栄養素などが関与しているが特定の栄養素や食品に依存するのではなく、さまざまな食品をバランスよく摂取したいと考える場を提供することが目的。
 コンテストでは午後1時から、学生が大分県の特産物を活用して、免疫機能を正常に維持するためのエネルギーおよび栄養素を取り入れた主食・主菜・副菜・デザートの4種類24品の料理を作った。
 その後、学校関係者など15人がテーマ性、普及性、独創性、食味、外観の5項目の審査を行い、最優秀賞、優秀賞を決定した。
 海陸留美学科長は「学生が、地の食材を使い栄養をパランス良く摂れるメニューを考えました」と話した。
 最優秀賞と優秀賞に選ばれた主食・主菜・副菜・デザートの結果は、次のとおり。
 【最優秀賞】▽主食=かぼすぶり味噌漬け丼▽主菜=アジの梅しそロール▽副菜=カリカリ揚げごぼうと豚肉のサラダ▽デザート=ゆずムース
 【優秀賞】▽主食=別府免疫up冷麺、おおいた免疫アップご飯▽主菜=かぼすぶりときのこのソテー▽副菜=サフランライスのトマトカップグラタン▽デザート=ゆずムース

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