ジャパンラグビートップリーグに参戦しているクボタスピアーズは20日午後1時、実相寺の多目的グラウンドで別府合宿の最後に宗像サニックスブルースと練習試合を行った。前後半と追加20分の試合をし、60―26で勝利した。
前半7分、自陣から守備で相手がファンブルすると、近藤英人選手がボールをキック。プレッシャーをかけ、敵陣ゴール前でプレー。敵陣ゴール前のランアウトモールを押し込み大熊克哉選手がトライ。続いて、ファレヌイ・ハウェラ選手がゴールを決めて、7点を先制した。
前半15分、敵陣ゴール前で連続攻撃をしFWが攻撃してスペースを作ると右外ライン際の近藤選手にパスし、飛び込んでトライを決めて、12―0。
前半18分、桑江健一郎選手のカウンターアタックからパスをもらった近藤選手がトライを決めて、17―0。
前半30分、ゴール前ラインアウトからフォワードがモールを組み、大熊選手がトライ、ハウェラ選手のゴール成功で24―0。
前半40分、サニックスの佐々木駿選手が自陣ゴール前からトライを決め、レメキ・ロマノ・ラヴァ選手のゴールが成功し7―24で前半が終了した。
後半7分、敵陣での相手ペナルティをクボタスピアーズの谷口和洋選手がすぐにタップしてスタートし千葉雄太選手に、そして千葉選手からシオネ・テアウパ選手にパスし、テアウパ選手が相手をかわしトライを決めた。その後、ハウェラ選手の
ゴール成功で31―7。
後半15分、サニックスのレメキ選手がトライを決めて、ゴールも成功し14―31。
後半18分、サニックスがインゴールまで入り連続トライを奪われるかと思ったところ、クボタの桑江選手がタックルし阻止した。
後半20分、サニックスのペナルティからのゴール前ラインアウトからモールを押し込んで、杉本博昭選手がトライ、ハウェラ選手がゴール成功で38―14。
後半31分、ゴール前ラインアウトモールからFWが攻撃し、松波昭哉選手がトライ、ハウェラ選手のゴール成功で45―14。
後半39分、ゴール前スクラムから連続攻撃で末永健雄選手がトライを決めて、50―14。
後半40分、相手ラインブレイクで敵陣まで迫られるが、バツベイ選手がタックルからボールを奪い、テアウパ選手から金秀隆選手と繋ぎ、そのまま走り切りトライし、55―14となり後半終了。
続いて、20分の3ハーフ目を行い、開始5分でサニックスがトライを決めて、21―55。
3ハーフ15分、敵陣ゴール前から独走でトゥパ・フィナウ選手がトライし、60―21。
3ハーフ20分、サニックスの盛田気選手がトライし、ゴールも決めて、26―60で試合を終えた。
試合終了後、クボタスピアーズの立川理道主将が「トップリーグに向けての練習試合で、多くの選手が出場し、良いプレシーズンの位置づけとして臨めた。課題も見つかり、良い試合だった。練習試合は、開幕まであと4試合あり、今はいろんな選手が出場しているが、これから絞られていく。これからチームの一体感を強めていく。10人の新人が入ったが、今までいた選手と引けを取らないパフォーマンスをするので、層としても厚くなっている」と述べた。