ひめやま幼稚園児がおにぎり作る

恒松恵典会長に「おにぎり」などを振る舞う園児

 幼保連携型認定こども園ひめやま幼稚園(伊藤由美子園長)は「収穫祭(おにぎり作り)」を25日午前10時、同園で開催し、年長園児56人、堂面棚田を守る会(恒松恵典会長)や別府市役所農林水産課など4人が参加した。
 はじめに園庭で、恒松会長が「今日は、この前みんなで脱穀したお米をご馳走してくれるのかな。一緒に仲良くいっぱい食べましょう」。
 長野哲也市農林水産課係長は「農林水産課は、皆さんが食べてるお米などの農業やお魚、山などにある木などを育てています。お米をいっぱい食べて、大きくなって下さい」。
 伊藤チズJAべっぷ日出女性組織支部長は「お招きしていただいて、ありがとうございます。皆さんに会えて良かったです」とそれぞれあいさつした。
 園児が「みのりのあき」の歌を披露し、お礼の言葉を言った。
 続いて、園内で恒松会長ら4人に年長園児56人が握ったおにぎりなどを振る舞った。おにぎりは、10月16日に堂面棚田で収穫した米20㌔㌘を使っており、その他にひめやま幼稚園で穫れた赤米10㌔㌘も使った。また、溝部学園短大食物栄養学科が作った「大葉とサツマイモを使ったケーキ」も振る舞われた。
 また、園児も別の部屋で自分たちが作ったおにぎりを頬張った。
 年長園児56人は「いい匂いがする」など言いながら、小さな手で一つひとつ丁寧におにぎりを作っており、幼稚園での思い出の1ページになった。

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