別府大学で第8回九州学を開催

尾畠さんから土のう作りを学ぶ学生

 別府大学は九州学第8回「災害ボランティアの原点と実践」を14日午前9時、同大学中庭で開催し、文学部、国際経営学部、食物栄養科学部の1年生ら約120人が参加した。
 講師は、日出町在住のスーパーボランティアと呼ばれる尾畠春夫さん。
 飯沼賢司別府大学学長のあいさつ後、はじめに尾畠さんが学生を指名しながらスコップの種類を説明。その後、入れ方のコツなどを説明しながら土のう作りの手本を見せた。続いて、土のうの積み方として、土砂や水を防ぐ積み方を説明した。
 学生が2人1組で、土のう袋にスコップで土を入れていった。スコップ2~3杯分の土を入れた後、袋の入口を紐で縛りつけた。
 学生らはなかなか上手く出来なかったため、挙手をして尾畠さんを呼んで、教わった。
 食物栄養学科1年生の安東茜さん(19)と菊池凜さん(19)は「初めて土のうを作りましたが、紐の結び方が難しかった。しかし、尾畠さんが的確に教えてもらえたので出来ました。もし災害が起きたとき、教わったことを実践できるようにしたい」と話した。

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