別府市民フィルハーモニア管弦楽団

感染対策をしながら、演奏を披露した別府市民フィルハーモニア管弦楽団
別府市出身の渡邊さんがピアノを披露

 第27回別府市民フィルハーモニア管弦楽団(内田博実行委員長)の定期演奏会が6日午後2時、ビーコンプラザ・フィルハーモニアホールで開催された。
 指揮に後藤龍伸さんを、ピアノの渡邊智道さんをゲストに迎えた。渡邊さんは別府市出身で、東京を拠点に各地で演奏会などを行っている。「昔の偉大な巨匠達が体現し、次世代に伝えんとした真の芸術としてのピアノ奏法、響の在り方を追求、復活、伝承」と理念とした「ピアノ芸術研究会」を立ち上げて教室を開く他、作曲や文筆でも活躍をしている。
 ラフマニノフ作曲「ピアノ協奏曲第2番」、ベートーベン作曲「交響曲第4番」を演奏。ピアノ協奏曲では、渡邊さんがピアノを演奏。感情豊かなピアノ調べにオーケストラの重厚な音楽が重なり、訪れた人たちを魅了した。
 演奏では、ファゴットやホルンといった管楽器の前には飛沫防止用のシートが設置され、後藤さんやバイオリンなどの弦楽器奏者はマスクを着用して新型コロナウイルスの感染予防に努めた。

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