大分県シルバー人材センター連合会は「冬にそなえた腸から始まる健康づくりセミナー」を17日午後1時30分、ホテルサンバリーアネックス3階で開催し、別府市と日出町から60歳以上の14人が参加した。
コロナ禍の中で迎える初めての冬、寒さやストレスなどからの腸の悩みや不安に対して行える腸活や健康について伝えることが目的。
講師は、大分ヤクルト販売(株)広報部の栄養士、角上沙織さん。
腸の3つの働きとして▽小腸は、食べ物を消化し、栄養素を吸収する▽大腸は、水分を吸収して便をつくり排泄する▽小腸と大腸は、外敵などから体を守る―を挙げた。
「腸を守ることは、体を守ることにつながります。健康なときは便が明るい赤や黄色だが、黒っぽかったり、臭いは危険信号。また、腸には千種類の細菌が100兆個以上ある。腸内細菌の重さは1~2㌔ある」と説明した。
途中、ストレス解消ストレッチや腸内活動を活発する座ったままでもできる運動を行った。
質疑応答もあり、参加者の多くはメモを取っていた。