鶴高3年生を「点取りカレー」で激励

例年とは違うカレーライスを食べる3年生

 県立別府鶴見丘高校PTA(日名子健太郎会長)は「第8回点取りカレーで3年生を激励する会」を21日午前11時55分、同校で実施した。例年、体育館で鳥の唐揚げをトッピングした手作りカレーライスを食べて、共通テストの点数を取り頑張ってもらおうとの趣旨だったが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、安全に配慮しながらキッチンカーでの調理となり、各教室で食べた。
 3年生227人は、各教室にリモート配信される日名子PTA会長が「開催に当たってはコロナ禍で難しいと考えたが、保護者の9割弱の方から、開催した方がいいと言う言葉をいただきました。例年と違い一食分となりますが味わっていただき、保護者からのエールとして食べて下さい」というあいさつと、3年生代表の田中穂香さん(18)は「私たち3年生は、共通テストまで残り26日となりました。コロナ禍の受験ということもあり、不安も大きいですが、自分の出来ることを精一杯し、共通テストでは、自分の培ってきた力が最大限発揮できるよう、3年生一丸となって頑張っていきましょう」のお礼の言葉を述べた。
 生徒は、クラス全員と、一口ごと味わっていた。また、PTAのメッセージが貼られたキットカット、ミニカイロ、3年生の担任と学年主任の集合写真などが入った袋も配られた。
 森田あみさん(17)は「美味しい。このカレーを励みに最後まで頑張ります」と話した。

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