八幡石垣神社で神楽が舞う

御神楽奉納をする創立150年を超える「岡倉神楽社」

 中須賀本町の八幡石垣神社の神楽殿で1日午前0時、御神楽奉納が挙行された。
 同神社の参道に午前0時前からソーシャルディスタンスを保ち40人ほどが並び、初詣の開始となる午前0時には神楽の太鼓の音に誘われて約60人が列を作った。
 神楽は大分市野津原町の創立150年を超える「岡倉神楽社」=大分市無形民俗文化財=が行い、太鼓の音が響く中、「神降」「八剣」「天孫降臨」「五穀舞い」などを舞った。クライマックスは迫力ある「(八岐)大蛇退治」では花火を使って盛り上げた。
 初詣に家族で来ていた70歳代男性は「子どもに柔道を教えているが、昨年は新型コロナウイルスの影響で子どもたちと関われずにさみしかった。早く新型コロナウイルスが治まってほしい。早く、みんなの元気な声を聞いたり、姿が見れることを祈ってます」と話した。

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