オカリナの調べ・みずぐるま(渡辺明子代表、8人)はソロ演奏会を12月19日午前10時、中部地区公民館で行った。今回、会員4人が行った。
木原千賀子さんが「涙そうそう」、谷口規佐子さんが「未来へ」、馬場美紀さんが「天空のオリオン」、渡辺代表が「伊予の国・三部作①朝もや②祭り③静寂から明日へ」をそれぞれ演奏した。
会場には、柔らかく優しく響くオカリナの音色に、会員は体を揺らしたり、足でリズムを取っていた。演奏が終了するごとに、拍手が贈られた。演奏会終了後、サークル活動に移り、今月はクリスマスソングをメーンに行った。
オカリナ歴11年で今回演奏を披露した谷口さんは「ドキドキしましたが、演奏することが出来て今年が締めくくれました。自己評価は85点。まだまだ練習します。いつか『風になる』を演奏したい」と話した。
また、11月もソロ演奏を4人が行い、上田恵子さんが「海を想う」、野村周子さんが「シューベルトのセレナーデ」、松尾浩子さんが「夕なぎ航路」、原山いづみさんが「ルパン三世のテーマ」とそれぞれ演奏した。
平成15年に結成された「オカリナの調べ・みずぐるま」。「みずぐるま」には、水車が田畑を潤して豊かな美の里をもたらすのと同様に、良き仲間と出会い、ともに演奏活動をすることで心を豊かにし、聴く人にオカリナの美しいハーモニーを届けられるようになりたいという願いが込められている。ひらがなにした理由は、堅苦しさをなくして音が自然体で心を一つにし、優しさのある演奏ができるようにとの思いがある。